【コラム】人材紹介会社の利用メリット ・求職者編〔2016年8月〕

転職先を探す際、大きくわけて2通りの方法があります。ひとつは自身で企業の求人情報を見つけ直接応募する、もうひとつは人材紹介会社に登録し求人情報を紹介してもらうことです。人材紹介会社は、人材を探している企業と仕事を探している求職者を結びつける、仲人役をすることが仕事です。一言でいえば「民間のハローワーク」です。
弊社では「人材紹介会社に登録するのは初めて」という方からの相談も多いので、今回は利用に慣れていない方向けに人材紹介会社を使うメリットをお伝えします。

 

①求人情報(紙面・インターネットなど)では見えない情報を持っている
人材紹介会社のコンサルタントは、企業の人材募集情報を熟知しています。紙面上には記載できない、社内の雰囲気や募集背景、人材の定着率や上司の人柄など就業環境を把握しているのです。特に、企業と求職者双方を一人のコンサルタントが担当する一気通貫型のスタイルの場合は、情報量が非常に多いです。
もちろん直接企業に応募した場合も、採用担当者から多くの情報を引き出すことができますが、聞き辛いことやオブラードに包まれた情報が多くなってしまうケースが多いようです。なぜなら、ネガティブな情報を包み隠さずオープンにしてくれる企業は少ないからです。
転職先が海外の場合、企業を気軽に視察することが出来ないため、現地の状況を体感しているコンサルタントに色々質問できるのは最大のメリットです。

 

②求職者主体で転職先を選べる
企業の採用担当者はあくまで自社の採用が目的であって、個人に対して最良の選択肢を与えることはほぼありません。「自社に合うか合わないか」だけが選考ポイントです。
その点、人材紹介会社の場合は基本的に求職者の希望に沿った求人を複数紹介することができたり、中には人材紹介会社が独占で取り扱っている求人情報を持っていたりもするため、求職者主体で仕事を探すことができます。「求職者に合う会社、合う仕事は何か」が選考ポイントになります。

 

③転職に成功した場合、社外の知り合いとして相談できる人がいる
現地の事情に詳しく、生活経験があるコンサルタントがお仕事の情報だけでなく生活情報も提供してくれるため、海外転職の全体的なイメージがしやすくなります。また実際に現地で就業を開始した際、最低限一人の知り合いとなるわけですから、人脈を広げるきっかけになったり、悩みを相談できる存在がいるのは非常に心強いとよく言われます。

 

HR-Linkでは一気通貫型を適用しており、一人のコンサルタントが企業への求人開拓と人材募集&選考を行っています。双方にとって良い出会いを作り出せるよう、より精度の高いマッチングを目指し、日々取り組んでおります。海外就業のようにイメージしづらい環境への転職は一気通貫型の人材紹介会社がお勧めです。

 

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