転職活動のしめくくり

無事に内定も獲得、いよいよ転職活動のしめくくり…というところで大切なのが、円滑な退職手続き。就業中の方は、基本内定後に現職への退職申請が必要です。タイミング的には最低1か月前以上。2ヶ月前から1か月半前には上司に相談するのがベストです。退職の申請はひとつの難関です。スムーズに進めるため、「円満退職」に向けたポイントを挙げます。

■意志が固いことをしっかり伝えましょう。

すでに次の仕事が決まっており、転職の意思が固いことをハッキリと伝えるようにしましょう。（転職先の会社名などは開示する必要はありません。）また既に家族とも相談済みである点も伝えると効果的です。

■現職への不満は挙げない方がベター。

現職への不満は、ある意味慰留の要素を含んでしまいます。また非常に後味が悪くなるため、「●●のスキルを積みたい・・」、「海外での就業が夢だった・・」など、前向きな理由が望ましいです。

■相談は2ヶ月前から1か月半前、申請は1か月以上前がベター。

余裕のある退職が転職後の活躍に繋がります。後任者への引継ぎ、担当していた企業への挨拶などを円滑に行い、有給休暇の消化も計算の上、海外転職の準備期間も予定に入れて動くことがベストです。退職申請は最低でも1か月前までに提出することが大事です。上司と事前にしっかりと話し合いを行い、お互いが納得の上で申請しましょう。
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■退職の挨拶状を用意

退職、転職の際には、取引先やお世話になった方へ挨拶状を送りましょう。これをきっかけに疎遠になっていた関係が復活したり、将来何らかの縁があってお世話になることもあるかもしれません。退職の1〜2週間前に用意し、退職の前後に投函しましょう。印刷したものの余白に手書きでメッセージを入れると、今後の関係を保つ上でも効果的です。
●挨拶状のサンプルはこちら（ダウンロード）

意外にも最後の難関となりがちなこのステップをクリアし、新しい職場での好調なスタートを迎えましょう！

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