渋滞緩和へ向けて
皆さんこんにちは。皆さんは日本で生活をしているとき、日頃バスを利用することはありますか。
今日はベトナムのバス事情について情報をお届けします。
最近ベトナムでは都市部を中心に大気汚染や渋滞の問題が多々取り上げられています。
そこを改善するためにベトナム政府は現在ハノイとホーチミンで高架鉄道の建設を行うなど状態の改善に腐心しているところですが、もう一つの公共交通機関の改善にも力を入れています。
そう、市バスです。
昔から市民を運ぶ交通機関として活躍している市バスですが、バイクや車を普段使いしているベトナム人にとっては待ち時間やピンポイントの地点などへの移動を考慮するとやはり不便な感じがするのは否めません。
そこで現在ベトナム政府はバスの路線拡大や便数の増加を検討し、もっと市民のバス利用を促進させようとしているわけです。
因みにベトナムのバスは基本的に市内であれば料金一律でハノイの場合7000ドン(35円)で乗ることができます。
いくらタクシーが安いと言ってもそれは日本と比べればの話。
ベトナムの一般庶民にとってタクシーは決して安い乗り物ではありません。
タクシーは距離に応じて値段が上がっていきますが、バスは料金が一律なので、遠方へ行く時ほどそのお得感を発揮します。
そういう事情もあって私も遠方へ行くときはバスを利用するケースが多々あります。
バスはそこの土地勘がなければ乗りこなすのが難しいんですが、最近[tim buyt]という便利な無料バス案内アプリが配信されました。
こちらのアプリはベトナム語と英語があり、目的地の住所を入力するだけで、どこのバス停から何番のバスへ乗ったらいいかという案内を地図付きで出してくれる便利なものです。
現在地も地図上で出ますので、バスに乗っているときも今自分がどこにいることが確認できて安心です。私も使ってみましたが、使い勝手がよく気に入っています。
日頃の移動はタクシー頼りという方は時間に余裕のある時にバスを利用してみてはいかがでしょうか。
タクシーとバスを上手く組み合わせることができれば日常の交通費がぐっと安くなること間違いなしです。