地域格差を考える
皆さんこんにちは。
日本では木枯らし第一号が観測されて、いよいよ冷え込む時期になってきたそうですが、こちらハノイはまだまだ半袖生活です!
本日はベトナムの地方についてお話します。
日本人がベトナムで生活する場合、工業団地などに入居する企業を除き都市部で働くケースがほとんどですが、住む場所となるとやはり街中というのが一般的です。
なので何かの機会がなければ農村部の生活をみることはなかなかないのですが、近年ベトナムでは都市部と農村の生活水準の格差が注目されています。
日本でも東京と地方では収入差がありますが、現代では生活する上での水準はそれほど差がないのではないでしょうか。
例えば日本の場合、地方であってもパソコンや携帯電話は各家庭にありますし、当たり前ですがテレビや電気、ガスも普通に使えます。
ベトナムでも都市部では日本の生活と遜色ない住環境を整えることができるのですが、農村部となるとそうもいきません。
高層マンションでI-phoneを片手にIHで料理をしている人がいる一方で、農村部では薪で火を焚き、川で洗濯している人は普通にいます。
日頃日本人が目にする都会の生活の傍ら、こういった生活をする人が今でもいるというのはベトナムで生活する上で知っておくべきことでしょう。
ベトナムではこういった農村の貧しい生活をしている人にクローズアップした番組があるんですが、同じ国で生活してるにもかかわらず、これだけの差があるというのは、日本ではなかなか感じられないものです。
こういった農村部の生活水準向上に向けて日本政府も援助をしています。
最近では日本企業が農業の開発に向けての投資や援助をしているところも増えてきました。
日頃は都市部の華やかな部分に目を奪われがちですが、こういった生活をしている方もまだまだいるということを知っておいてください。