ベトナムの治安がいいと言われる訳

皆さんこんにちは。昨日からハノイもかなり冷え込んでいます。街中では日本のようにダウンジャケットを着こんで歩いているベトナム人が目立ちます。冷え込むと全体的にバイクのスピードが若干普段よりゆっくりになっている交通事情が面白いところです。

さて皆さんが海外で就業または旅行したりするときに気になることの一つといえば治安じゃないでしょうか。ベトナムはひったくりなどの軽犯罪などは時々耳にしますが、傷害や殺人といった凶悪事件に外国人が巻き込まれたという話はほとんど聞きません。そういった部分からベトナムは周辺諸国より治安がいいと言われていますが、もう一つ治安の良さを証明する決定的な発表がありました。それはテロに遭う可能性についてです。

 

先日オーストラリアに本部を置く、経済・平和研究所という機関から2017年度の「世界テロリズム指数」というものが発表されました。こちらでは指数を0~10のポイントで区切り、数が大きいほどテロに遭う可能性が高くなるということを意味します。ベトナムは調査対象の130か国の中で0ポイント、世界で最もテロに遭いにくい国家のグループに分類されました。ベトナムでは国外からテロの標的にされるような要素は今のところなく、且つ国内の同一国民内でも状況が安定していることが理由として挙げられています。

因みに1位はイラクの10ポイント。それ以下も中東、西アジアの国などがつづいています。日本は3.595ポイントで世界58位でした。

 

テロに遭う確率が低いからといって日常生活の安全が保障されているというわけではありませんが、ベトナムで生活している私としては嬉しい発表です。これから経済がどんどん発展していってもテロの標的にならないような国に成長してくれることを願います。

 

 

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