今年の干支は?

どうも明けましておめでとうございます。まだお正月休みの方も多いかもしれませんが、こちらベトナムでは新年は2日より稼働しております。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて年明け最初のお題となりますが、本日はベトナムの干支についてお話します。干支は日本だけでなく、中国や韓国などのアジア諸国やロシアなどにも見られ、ベトナムにも存在します。なんとなく中国が発祥なのかなという感じがすると思いますが、中国は殷の時代(紀元前15世紀頃)からその存在を確認されています。

 

では日本とベトナムの干支を比べてみます。日本人とベトナム人で干支の話になったときに、通じる生物と通じない生物がます。以下は日本とベトナムで違う生物です。

 

牛→水牛  兎→猫  羊→ヤギ  猪→豚

 

違う動物だとしても何となく似通っているような気もしますよね。ただ「兎→猫」はどう見ても似ているとは言えません。これは中国語での兎の発音がベトナム語で猫の発音に似ているのでそうなったという説があるそうです。ヒツジは昔ベトナムにいなかったので身近なヤギがあてられたんだとか。

また他国ではすべて共通している牛に唯一ベトナムだけ水牛が当てられているのも”らしさ”を感じます。ベトナムと言えばアオザイに傘をかぶった女性と水牛が定番ですからね。ちなみに猪は日本だけです。

 

日本では12歳年が違うと「一回り」という言葉を使いますが、ベトナムでもそういった言い方をします。干支に出てくる生物に若干の違いはありますが、干支の持つ意味は基本的に同じと考えてよさそうです。

 

 

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