ミスコンランクが高い国

年の瀬をようやく感じるようになってきたこちらは日本と気温差以上に温度差があることでしょう。さて、ベトナムの旧暦では今年最後の記事です。今回のテーマはベトナムの美人について。今年最後のテーマとしては若干浮いた内容ですが、少しベトナム美人について書かせてください。

 

先日世界の美人国ランキング2018年度版が発表されました。このランキングは世界5大ミスコンの結果を基準に出されており、ベトナムは5位にランクインしていました。ちなみに1位から5位までの順位は以下になっています。

 

1位:ベネズエラ
2位:フィリピン
3位:メキシコ
4位:南アフリカ
5位:ベトナム

 

ミスコンの結果などから中南米はよく選出されていますが、こうしてみるとアジア勢(フィリピン、ベトナム)も健闘しています。ちなみに6位はタイなので厳密に言うと東南アジア勢といったほうがいいかもしれません。まあミスコンで上位にいるからといって街中で美人に遭遇する確率が高いというわけでもありませんし、容姿だけではなく他のスキル的な部分も評価に入ってきますので美人の国というよりはミスコン強豪国ぐらいの呼称のほうがいいかもしれません。

しかし今のトレンドをみると比較的目鼻立ちのはっきりとした濃い顔が世界的に美人扱いされやすい気がします。ベトナムでミスコンに選ばれたH’Hen Niêさんはベトナムで初の少数民族から選出ということで多くの話題となりました。この人もかなりベトナム人離れした見た目で、実際は「こんな少数民族いないぞ?」ていうくらい並外れた器量です。

 

ベトナムでは美人の条件に長身で色白というのがあります。今でもローカルの求人ではセールス職などでこの条件を堂々と掲げているところがあるくらいで、それぐらい身長と色白に対するこだわりが強いです。そういった意味で上に書いたミスベトナムは少数民族出身で色黒であることから画期的なことでした。

 

ベトナムはキン族が国民のほとんどを占め、「ベトナム人のイメージ=キン族」となるわけですが、こんな感じで少数民族が世界的にスポットライトを浴びたのはベトナムにとっても喜ばしいことだったようです。

 

 

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