海外インターンシップの経験を活かして

みなさんこんにちは。

インターンシップ生の塩澤です。

 

本日の出勤をもちまして1ヶ月間に渡るベトナム・ハノイでのインターンシップが修了となります。

おそらくこのブログ作成が最後の仕事になるかと…寂しいですね。

この1ヶ月間、社内での業務、日常生活、ベトナム人や社会人との交流含め、全てが新鮮で私自身に刺激を与え出発前より格段と成長できていると実感しております。人生においても1番濃い1ヶ月だったのではないでしょうか。今回このような大変貴重な機会を作ってくださりサポートしてくださった全ての方々に感謝ですね。

 

今日のテーマは、1ヶ月間のベトナム生活で1番に印象に残ったこと今後のビジョンについて語りたいと思います。

 

1.ベトナム生活で1番印象に残ったことについて

私がベトナムで1ヶ月間生活していく中で1番印象に残ったことは、新興国こそ貧富の差が大きくなってしまうという実態です。私はベトナムに訪れる前まで経済成長が著しいベトナムであればある程度の生活水準は高いものだと考えていました。しかしながら実際にベトナムで生活してみると、国自体の発展は著しいものの街中では未だに貧困の生活が見受けられるのです。特に印象に残ったことは、一部の不良な送り出し機関の実態です。送り出し機関とは、ベトナム人を技能実習生として先進国に派遣し、言語や技能を身につけ母国の発展に還元させるための機関のことです。ベトナム人求職者の履歴書を読む機会があり、この技能実習生という表記を何度も見ました。一見、貧しい家庭が子供を先進国へ行かせ、貧困から抜け出すことを期待する仕組みに見えますが、この仕組みが悪い方向に傾く可能性もあるみたいです。具体的には、多額のお金を支払って先進国にいくわけですが、行った先のことは何も保証されていないこともあるので、生活費を稼ぐための仕事を繰り返すことが多いようです。いわば出稼ぎ労働者状態。結果的に帰国する頃には母国で活躍できるレベルの言語や技能を習得できないだけでなく、行く前よりも経済状態が悪くなるケースも多々あるのだとか。つまり、貧困は貧困のまま、裕福な人が常にお金を稼ぐ状態が続いてしまう。新興国の貧富の差が開いてしまう原因の1つは、このような努力しようと思っても努力することすらできない劣悪な環境が関係していると思います。

 

2.今後のビジョンについて

私はこの海外インターンシップを通して1つのビジョンを立てました。

それは、”世界を舞台にして国の発展に貢献し、人々の豊かさを作る” です。

このビジョンを立てた経緯としては、1のような実態を知ったことが大きく関係しています。技能実習生ではありませんが、私も今回費用を要して海外インターンに挑戦しました。もちろん決して安い金額ではありません。今回のように十分意味のある経験を積むことができれば問題はありませんが、一部の騙された技能実習生のように意味のない経験を得るために多額の費用を支払うことが到底許すことはできませんし、少しではありますがその気持ちを理解することができます。このように家柄や育った環境によって貧困から抜け出せない世界中の人々を救うために国の発展に貢献し、本当の意味での人々の豊かさというものを追求できる仕事につきたいと思っています。

 

最後なのでついつい長く書いてしまいました

今回の貴重な経験を忘れず、残り半分の学生生活でさらに深い濃い経験ができるように常にアンテナをはって過ごして行きたいと思います。

 

短い間でしたが本当にありがとうございました!

今後もHR-Linkを宜しくお願い致します!!

 

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