ベトナム人のインターンシップ生とは
皆さんこんにちは。先週まで弊社でインターンシップをしていた塩澤さんが帰国しました。
ベトナムに来て以降、なかなか日本の大学生と接する機会もなかったので、今回は弊社にとっても良い機会だったと思います。また次以降に来るインターン生にも期待したいところですね。
さて、インターンシップ関連ということで今日はベトナム人のインターンシップ事情について少しお話します。ベトナムの大学生もインターンシップに積極的に参加している人が多いのですが、その目論見は人によって様々です。
社会に出る前に企業の雰囲気を知っておきたいという人もいますし、あわよくばその会社にそのまま就職できる糸口としてインターンに参加する人もいます。理由が何であれ真面目にインターンを行っていれば将来的にプラスにはなるでしょう。無給であるが故、ある程度自由な選択権があるという考え方もできると思います。
弊社では時々新卒者が登録に来ることもありますが、日系企業では新卒者も応募の対象にしているところはまだ少ないのが現状です。大学で日本語を専攻に学んでも始めから日系企業に就職するチャンスは少ないということは彼ら彼女らも知っているようで、そこで一つの突破口とされているのがインターンシップです。
社員としての職歴ではありませんがインターンとして日系企業で務めていたという経歴は応募の際にも一定の評価はされます。その仕事内容がある程度高度な日本語を必要とするようなものであったり、常に日本人の傍らで実習していたという経験であればなおさらです。少なくともそういった経験が全くない履歴書よりは目を引くでしょう。
ベトナムでの新卒者の就職率は日本のそれより厳しいものとなっています。日本のように春先から横並びに一斉入社という文化はありませんが、卒業後の就職に困らないよう学生のときからしっかり準備することは大切なことかと思います。