ベトナム人ママの就業事情

ベトナム人の女性はよく働くと言われていますが、そう言われる一つの理由として出産後もすぐにフルタイムで働くことがあります。しかし生まれた子どもはどうするのか?専業主婦はだめなのか?と色々な疑問が浮かびそうなので、本日は出産後の女性がいる家庭事情を紹介します。

・家庭の経済状況

ベトナムの経済状況は上がってきていますが夫が一般的な会社員の給料である場合、やはり夫の収入だけでは十分とは言えません。田舎の実家で親と同居しているとかなら何とかなりますが、都会に出てきて賃貸などで暮らしている場合ではキツイものがあります。世帯月収で大体1000USDを下回る家庭の場合は、共働きが多いです。

 

・こどもの世話は姑の仕事

ベトナムでは赤ちゃんの世話は夫の母親がすることが多いです。上で書いたように共働きの場合は田舎から姑が出てきて同居するということもよくある話です。なので家庭でも姑が幅を利かせていることがよくありますが、嫁と姑の関係が良くない場合は夫の振舞い方が非常に大切になります。

 

・ストレス発散

子育てに没頭して家庭だけにとどまるのはストレスがたまるので、ストレス発散のために働きに出るという人も珍しくありません。最近では育児ストレスで子どもを虐待する母親も出てきており社会問題になっています。もちろん経済的な事情もありますが、外に出て仕事をして家に帰って子育てというような切り替えがあったほうがストレスがたまらないということでしょう。こういった意味では働きに出るのは必ずしも金銭的な理由とは限りません。

 

家庭での仕事と外の仕事をうまく両立させて働いているのには感服します。私もベトナムの女性にはよく助けられていますので、機嫌よく働いてもらえる関係性を保ちたいですね。

 

 

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