休校が続くベトナムの学校、大学は?

はじめまして。

私は、東京から交換留学生としてベトナム国家大学ハノイ外国語大学で留学生をしながら、つい最近よりここHR-Link Vietnam で働いています。

今回は、連日騒ぎになっているコロナウイルスについて、ここハノイにいる大学生の目線からお話させていただきたいと思います。

 

実は、私がハノイで通っている大学(以下ULISと略させていただきます)では、1月22日からの2週間のテト休暇が明けてから3月13日今日現在までずっと休講措置がとられております(一部学部では3月2日からの1週間は授業が行われていた模様です)。日本で全国一斉休校が始まったのが3月2日からだったので、だいぶ早めの対応だったように感じます。

 

その代わり、ULISでは現在’zoom’というアプリを使ってオンライン授業が行われています。

最初はなかなか画期的かのように思えたのですが、アプリが固まってしまうと授業が受けられなくなってしまったり、クラスによってはリスケジュールされてしまい思うように授業が取れなくなってしまったり、そもそもオンライン授業に関する情報が入手しづらい環境にあったり、と蓋を開けてみれば問題点がちらほらと見え隠れしてしまいました。

 

そして【海外留学】という選択をした我が身にとっては、現地の学校で授業を受けることになによりの価値を見出していた、と言いますか。オンラインだったら日本にいても変わらないのではないか、と感じてしまいます。「やっぱりface to faceの授業が一番だ」と私一個人の意見として述べさせていただきますね。

ここにいると特に、ベトナム人のコロナウイルスに対する意識の高さと、日本人の友人とやり取りしているときとは違う切迫感を感じます。これは私のベトナム人の友達の意見だったのですが、「発展途上国にとってのウイルスの脅威と言うのは、日本人が考えているものとはまた違う。」とお話してくれました。各国さまざまなコロナウイルスに対する対抗措置が取られていますが、その国々によって、政治体制・歴史的背景・医療システム・国民性・文化や風習にさまざまな違いがあり、一まとめに比較すると言うのはとても難しいことのように思えました。

 

その国が一番に適している方法を選択し、各国が協力体制を取りつつ、少しでも、一日でも早くこのコロナウイルスの事態が終息しますように。元の生活に近づくことができますように。不便な思いをしている人の気持ちが晴れますように。とただただ祈ることしかできず、もどかしい気持ちでいっぱいです。

一番悪いのはあくまでウイルスであり、どうしてもいがみ合ってしまう気持ちも凪いでくれますように。

 

かくいう私も昨年の12月末にULISに来て、この事態に巻き込まれてしまったのでほんの数回しか学校に通うことができなくて、もやもやが溜まる一方なのですが。自分の機嫌は自分でしっかり取っていきたいと思います。(そのほうが免疫力も上がりそうですよね笑)

 

免疫力と聞いて思い出したのが、ベトナムがウイルス予防を目的として製作されたミュージックビデオはご存知ですか?今、世界中にSNSを通して話題になっていますよね。

この歌は「ベトナムはウイルスに勝つことを決意した」と締めくくられています。

みんなでウイルスに打ち勝ちましょう!!!

 

 

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